「戦う吟遊詩人とマッチョな踊り子」
大体においては、このシリーズの主人公達で、優秀な芸人であり、正義(?)の姉弟である。
外見的には母親似の姉は、短期で直ぐ暴力に訴えたがる性格。
父親似の弟は、体格に似合わず涙もろく気がやさしい。姉には頭が上がらない。
どちらもボディービルダー並みの恐ろしく屈強な体格をした二人。
実はこのお話の舞台である砂漠の、守護神であり戦神でもある女神の娘と息子・・・。
母に独占されている父に会うため、戦神の出した条件である「戦って勝ち取る」をクリアすべく、
常に自分を鍛え、幾度も母に挑み、破れている・・・。 主に、姉が。
「追っかけ少年」
戦う吟遊詩人とマッチョな踊り子の大ファンで、
その名のとおり、彼らの追っかけをしている。
底なしの胃袋の持ち主でもある。
出身地は何処なのかどうやって生計を立てて
いるのか、それは全くの謎に包まれている。
「月神」
楽神でもあり、砂漠の女神の兄で、
マッチョな踊り子と戦う吟遊詩人の育ての親。
優しく、慈悲深いと言われるとおりの外見で、
どうしてあの二人がああ育ったかは不明。
月の光の降り注ぐ夜には、儚くも神々しい男神
の姿だが、昼間は縮んだちんちくりんのチビ。
昼に出歩くときは、大抵、
大量の月のうさぎを連れている。
「ご領主様」とその「補佐官」
まとめて中央から飛ばされてきた、砂と緑の大国の、砂漠地方領主と補佐官。
領主は変わり者で有名で、気障と言うか何と言う・・・。その上舌も良く回る。
しかし、口にはしないが武芸にも秀でているらしい。 領主として有能かどうかは不明。
補佐官は、ついた上司が不運の始まり。心労が絶えず、妻子を首都に残して単身赴任中。
能力的にはかなり有能で、他の人についていれば、もっと昇進できたはず。
領主は実は国王の孫。王座への順番もそう遠くなく、陛下のお気に入りでもある。
ただいま、マッチョな踊り子に、熱烈求愛中。
「砂漠の女神」と「お父様」
戦う吟遊詩人とマッチョな踊り子のご両親。 今まで必要が無かったため、ビジュアルでの設定が無く
加納のイラストが無いのが残念だが、今回はゲスト様が描いて下さったので、ありがたい。
もともとは「a myth of crimson」の主人公だったふたり。こことは全く違ったシリアスな話だったのに・・・。
女神様の性格も、ずいぶん変わりました。(汗)
赤毛のお母様(女神)は戦神でもあり、砂漠全体の守護神でもある。 お父様を独占していて、
娘に会わせないけんちぼ。 金髪のお父様はうたに聞こえた稀代の名楽師。 だが、武芸は
からっきしである。 実はもう死んでいて、月神に保護してもらっている。
いまだにラブラブなおふたり。